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執筆者の写真Julie

28年

1991年6月3日16:08

前年から活発化したマグマが一気に

噴き出し1000℃の火砕流が100kmの

スピードで街を襲ったあの日


立入禁止区域へ立ち入った報道関係者や

警戒にあたっていた消防団員、警察官、

タクシー運転手43人が犠牲となった

雲仙普賢岳大火砕流からもう28年


当時は入社から2ヶ月で北九州勤務

発生まもなく九州支社長から直接連絡を

いただき事の重大さを認識したわけでした


幸いにも実家に被害はなかったものの

帰省した際に目にした故郷の景色は

火山灰に覆われコンクリート色一色


地震も噴火も忘れたころに起こるものです

5年前の御嶽山噴火の映像も当時の記憶が

鮮明に蘇るものでした


当時を知る人もだんだん減っている中で

風化させないようにして繰り返さないこと

伝えていくことが大事です


合掌




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